今回は週刊の内容とは別に番外編をお届けしたいと思います。


本日、所用で長崎本線鍋島駅を訪問しました。

佐賀駅のお隣である鍋島駅はJR貨物の貨物取扱駅でもあり、長崎本線においては鉄道での貨物輸送が行われる最西端の駅でもあります。

同じく佐賀県内に位置する鳥栖貨物ターミナルが、福岡県の筑後地方の都市である久留米・大牟田方面へのトラック貨物輸送の拠点としての役割も持っているのと同じように、鍋島駅は有田・長崎の各オフレールステーションへのトラック貨物輸送の中継点として機能しています。

現在は一日二本の定期貨物列車が設定されている当駅ですが、毎年4月中頃から6月頃までのタマネギの収穫シーズンには、鍋島臨貨と呼ばれる当駅発着の臨時貨物列車が一日一往復設定され、佐賀平野に季節を知らせる列車として親しまれています。


前置きが長くなってしまいましたが、本日の鍋島駅訪問の内容に移りたいと思います。

鍋島駅に到着すると、さっそく駅のホームから見やすい位置にEF81が停車していました。
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ローズピンクに白帯を巻いた富山更新色の717号機ですが、門司機関区に転属してきてもいわゆる小倉更新色に塗り替えられることはなく、スノープラウ付きの姿を維持したまま活躍しています。
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ついでに縦アンで横顔を撮影してみました。

パン下げ消灯とは言え、全国的に貴重な存在になってきたEF81をホーム上からこれほど近くに観察できる駅はなかなか無いのではないかと思います。


その後、駅を出ていろいろと撮影している間に、ED76牽引の貨物列車が到着したようなので、再び駅に戻ります。

鍋島駅の入れ替え作業はホーム上から機関車の姿が確認できない位置まで牽引していった後、機関車が貨車を荷役線に押し込む形で行われるようで時間がかかります。

荷役線に貨車を押し込んだED76が貨車から解放されると、ようやく本日の主役とも言えるED76 1015号機が飲酒運転撲滅HM付きの顔を見せました。
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10月末に全検を受けた1015号機はまだピカピカですね。
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先ほどのEF81と同じく、縦アンで横顔を撮りました。

EF81とは違い、すこしホーム上からは離れた位置で停まってしまいましたが、まったく撮れないよりはマシではないでしょうか。

せっかくのHMつきなので、顔をドアップで撮っていると、貨車の点検をしていた社員の方から「これ(HM)が付いとるけん、珍しかとね?」とバリバリの方言で尋ねられたので「はい」と応えると満足そうに「そうね」と言ってくださいました。田舎の小さな貨物駅といった感じで、とてもほっこりとした気持ちになりました。
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写真を撮り終えたので帰る準備をしていると、後ろから気動車列車がやって来ました。

ここ鍋島駅は長崎本線の電化区間内ではありますが、唐津線の気動車列車がお隣の久保田駅から長崎本線佐賀駅まで乗り入れている関係で、電車以外にも気動車もやってくる駅なのです。

編成は唐津線の標準的な組成であるキハ125+キハ47のようです。

キハ125は民営化後に作られたJR世代の気動車であるにもかかわらず、国鉄時代に製造されたキハ40系と連結して運用できる万能気動車です。その性能を活かして、片運転台のキハ47が入場する際の伴車を務めたりもします。

編成後ろ側がキハ47のようなので、今回はケツ撃ちでその姿を仕留めました。
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なんとも幸運なことに、キハ125の後ろに連結されていたキハ47は原型エンジンのキハ47 128でした。

唐津にはつい最近まで原型エンジンのキハ47が2両所属していたのですが、そのうちのキハ47 136が廃車になってしまったので、唐津所属で現役の原型エンジンのキハ47はこの車だけになってしまいました。

貴重な車両であるだけに、一度はしっかり編成で記録したいですね...


それでは、今日の記事は以上です。